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怪獣パラゴン!?

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横幅263cm×高さ90cm×奥行74cm、全重量316kg。
メソンに新しい巨大なインテリアが登場した。
実はこれ、Paragonという名の、1957年に生産がはじまったスピーカー。
2台のスピーカーシステムが一体として作られ、独特な美しい量感のある形、最上級のウォルナット化粧版の木目を生かした仕上げの良さは特別の風格がある。
「スピーカは左右離れて存在するモノ」という常識から判断していると、スピーカーにはとても見えない。
オーディオマニアの間では「名機」として有名で、20年ほど前には生産が中止されているが、今でも200万円〜300万円ぐらいで売買されているらしい。
このParagon、知り合いのNさんの「置き場所に困っているのでしばらく預かってほしい」という事情で、昨年末にメソンに運び込まれた。メソンの真空管アンプの制作者でもあるNさんは、当時メソンに設置されていたBOSEスピーカーからでる音に頭を悩ませていた。自分がイメージしている真空管アンプの音からはかけ離れた音が、BOSEスピーカーからでてくるからだ。BOSEといえば、私たち普通人からすれば一目置くようなメーカーだが、その世界の玄人たちからは、「?」という感じなのだという。
「見るに見かねて」というご配慮で、ここにやってきたというのが本当のところかもしれない。
ビル・エバンス「waltz for debby」なんて大きめの音量でかけてみると、文字通りライブがここで再現されてるかのようだ。バランスのいい、自然な音が再現される。普段はランチタイムのBGM用に使うため、この臨場感がお客さんに味わっていただけないのが残念なのだが。
機能的に非常に優れたモノは、姿もそれに伴い美しいものだ。ご多分にもれず、Paragonの姿は本当に美しい。一度ご覧においで下さい。その価値は充分あります。
by mesonbox1 | 2005-01-20 15:21