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ボサノバをつくった男。

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ちょっと前までメソンに流れる音楽はJAZZ。
男性ボーカルものが中心で、
梅雨にはいってちょっと暑苦しい感じになってきた。
その前は、女性ボーカルのクラシック。
これも今の時期には合わないものだった。

「何がいいかなぁー」とCDショップへ。
「そーかー、ボサノバかー」
手持ちのCDは聞き飽きたので、
2枚を持ち帰って聞いてみた。
そのうちの一枚が女性の写真がジャケットになった〔ジョアン 声とギター〕。
ボサノバをつくった男といわれる ジョアン・ジルベルト(くわしくはこちら)のCD。
1931年生まれ、今年で76歳。
複雑で誰も真似することができない演奏法のギターと、つぶやくような発声による
弾き語りの曲ばかりのもの。

ボサノバって「ゆるいこと」と特徴とする音楽。
その「ゆるさ」の元祖がこの人ってっていうわけだ。
いま日本で流行の「カフェ音楽」もジョアン・ジルベルトがいなければ
なかったかもしれないともいわれる。

19歳で本格的に音楽活動をスタート。
57年という歴史が裏付ける厚みのある「ゆとり」があるからこその、
だれにもまねできない「ゆるさ」って感じだ。

昨日メソンでは一日中、この一枚だけをリピートさせていた。
実は自宅でもずーっとリピート状態なのだ。
by mesonbox1 | 2007-07-02 10:33