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Thank all Wedding !

Thank all Wedding !_c0047201_10405147.jpg本当にちょっとしたきっかけで、
オーベルジュのオーナーになってしまった私たち。
それまでの友人たちの結婚式に参加した経験で、ウェディングは「つまらないもの」というイメージしかありませんでした。

パーティーへでかけると、そこは無理矢理、非日常をつくりあげた国籍不明の華美な空間。
友人である新郎新婦は、意味があるとは思えないたくさんの演出でいそがしく、ゲストとまともに会話しないまま「お開き」。
「別にフルコース料理を食べにいった訳じゃないのに」
それは私だけの思いではなかったはず。
そんなことが何回も続いたのです。

それは、きっと彼らが悪いわけではなく、
売上げの伸ばすために彼らを誘導していった会場、
「ブライダル業界」なるものに問題があることは明白でした。

ウェディングで大切なものは何か?
それをきちんと見極めてメソンのウェディングをたちあげよう。
その時の経験は、その意味で貴重な経験となっています。


すべてはゲストの笑顔のために  Thank all Wedding 

結婚式や披露宴の準備、なにからスタートさせればいいのか、ご存知ですか?
そう、ご招待したいゲストの顔ぶれを思い浮かべること。
ご両親・ご親戚はもちろん、学生時代の友人、職場の同僚や上司、ご近所の方々…。
みんな、おふたりの成長を支え、楽しいことや悔しいことなどを分かち合ってきてくれた人々。
だからおふたりの「結婚という喜び」を共有したいと願わずにはいられないはず。


結婚式はおふたりの「自立宣言」。

そんなおふたりにとって結婚式は、ゲストを前に夫婦や家族という形をつくり、
自分の足で歩いていくという「自立宣言」。
そして披露宴は「本当にこれまでお世話になってありがとう」「これからもよろしくね」
という気持ちを表現するためのパーティーと考えてみてはいかがでしょう?


披露宴の主役は、ゲストです。

「ウェディングのイメージがよくわからなくて…」だれもがそんなとまどいをお持ちです。
「これまでの感謝を伝えたい」「ゲストひとりひとりを大切におもてなししたい」
そんな気持ちが表現できるパーティーにすることを、イメージしてみてください。
そのために、おふたりがゲストの方々にできることはなんだろう?と考えてみてください。
それが、ゲストにみんなに「来てよかったね」って思っていただける第一歩。
わたしたちオーベルジュメソンのスタッフは、
おふたりからいろんなお話をゆっくりうかがいながら、
「感謝の気持ちを伝える」観点からすべてをつくりあげるパーティーが叶う
お手伝いをさせていただきます。

大切なのは意味のない演出の連続ではなく、
ゲストとの会話を楽しめるゆったりと流れる時間です。


おふたりは、おもてなしのディレクター。

ゲストをお招きするのは、おふたりです。
ですから準備の段階だけでなく、ウェディング当日もおもてなしがおふたりの役割なのです。
「パーティーの最中、メインテーブルに座ったまま」なんていう姿も見受けられるようですが、
それでは心のこもったおもてなしはできません。
メソンのスタッフは、おふたりというディレクターをサポートしながら、
その意思を表現する「おふたりのスタッフ」として役割を果たしていきます。
もちろん、おふたりのご家族とともに。


オーベルジュメソンだからできる、おもてなしの形

メソンは近畿ではまだ数少ないオーベルジュ。
つまりおいしい食事をするために、泊まりがけでゆっくり過ごす脱日常の場っていうわけです。
ですから、メソンでの結婚式はオーベルジュスタイル。おいしい食事をしながら、
時間を気にしない、大切なお客様を我が家に招く感覚でお使いいただけます。
もちろん1日1組だけの完全貸切りで行われる森のウェディングです。

もう一つの特徴は、約1000本の季節の花で彩られるウェディング。
野に咲く花をイメージしながら、会場を花で埋め尽くしていきます。

さらにメソンがご準備するお料理は、オープングリルでのバーベキューなど、
ブッフェスタイル。人の動きが自然につくられ、にぎやかなパーティーの演出に。
また、作りたての温かいお料理をゲストにお召し上がりいただける、
料理自慢のオーベルジュならではのおもてなしです。



100年の文化をつくりあげる仕事。

ブライダル業界に携わる方から、こんなお話をうかがったことがあります。
「ウェディングはその国の文化を創りあげる仕事。
100年先に何を残すのかを考えながら今なにをすべきかを考えている」と。
この業界は目先の利益を求めて、常に流行を作り出してきました。
ゴンドラにスモーク、独立型チャペル乱立の時代、
そしてハウスウエディング、ゲストハウス……。
スクラップ&ビルドの連続で、「文化を創りあげる」にはほど遠いのが現状です。
「オリジナルウェディング」なんて言葉もよく耳にしますが、
結局「演出」という名のたくさんの商品の中からの、
選択の組み合わせでしかないのです。

私たちはそんな「業界の常識」と一線を画し、
自立を宣言し新たなスタートを切るおふたりと、
ゲストの方々が本当に喜びあえるウェディングにとって
何が本質的なのかを見極めて仕事をしていきます。

その仕事を通して、おふたりと大切なゲストにとって特別な一日をつくりあげること、
そして、日本にふさわしい文化を創りあげることに貢献したいと願っています。
by mesonbox1 | 2007-05-13 10:45