京都・一保堂[番茶]の謎。

c0047201_2184728.jpg自然派ワインの試飲会(前述)に行っただけではただの酒好きに終わってしまうので、印象を忘れてしまわないうちに、ご案内いただいた京都のワインショップへでかけた。
試飲会に参加されていたソムリエの方に、メソンで扱うワインのピックアップの作業をお手伝いいただくためだ。

「この生産者のワインがとても素直で、いい感じだなぁーと」
「それは私が好きな生産者で、ずっと追っかけてる蔵なんです」
などと約2時間。

久しぶりに京都へ来たので、たまっていた買い物などを済ませる予定もあった。
その1つは自宅用のお茶。
京都の老舗・一保堂のほうじ茶がお気に入りなのだが、
きっとお茶にもこだわりがあるのだろうと、
「これ以外に、美味しいお茶ご存じないですか?」とソムリエさんに聞いてみた。

「やっぱり、一保堂さんですねぇ。でも私はいつも一番安い[いり番茶]がお気に入りなんです」

「買ってみよ」と思って帰路に立ち寄り、
「ほうじ茶と番茶を1つずつください」と注文すると、
「これまで番茶はお飲みになったことはございますか?」と店員さんに聞き返された。
「えっ!?」実はこの瞬間、戸惑ってしまった。
なぜそんなことを聞くのか?
なぜほうじ茶は聞かず、番茶だけ聞くのか?
「飲んだことない」と応えたらどんな返答が返ってくるのか、
まったく想定できなかったからだ。
まわりにお客さんは何組かあったが、番茶を買い求める人はおらず、
ぼくだけにその質問は投げかけられている。
その動揺から「飲んだことあります」と応えてしまった。

持ち帰ってパッケージを見ると、お茶のいれ方は説明してある。
飲んでみても特殊な味がするわけでなく、「おいしい番茶」だった。
飲んでみたからこそ、さらに謎は深まるのだ。

「飲んだことない」と応えたらどんな返答が返ってくるのか、が。
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by mesonbox1 | 2007-03-19 21:55