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農業的春、私迷。

c0047201_15325830.jpg実は去年から、かなりメゲていたことがある。
この時期になると、その気分が蘇ってくるのだ。

過去2年にわたって試みてきた野菜畑が、
時間が思うように確保できなかったために、
十分な収穫ができないまま草むらと化してしまっていた。
今年はこの2年以上に忙しくなることが予想されるので、
春植えの時期が近づいてきたのだが、
「今年はやめておこう」などと、あきらめていたのだ。

去年の秋から、Mesonの新しいスタッフとして加わった
禅(しずか)女史に、この店が大切にしてきたことや、様々な試みを話していると、「わたしが畑やりますっ!」。
メゲぎみ気分の僕は、しばらく何の動きもしなかったのだが、
彼女は自分で種を買ってきて、植木鉢に植えだしている。

「もう一回、やってみるかー」と合鴨農法のお米でお世話になっている
Hさんのところへでかけ、「ここだったら使ってもらってもいいよー」と
了解いただいたのが写真の場所だ。
減反割り当ての田んぼである、休耕田を畑として利用しているところ。
いのししや猿は出ないが、鹿は登場するらしい。
「ひもで囲ってやれば入ってこない」と余裕の表情だ。

彼女は「明日から畝(うね)づくりしますっ」と勢い込むが、
「4〜5日晴れが続かないと、土が重くて仕事がはかどらない」とHさんはいさめる。
ずいぶん春めいてきた感じだが、農家の人はほとんど畑には姿を現さない。
農業的には春はまだまだ、先なのだ。
とりあえず、苗を育てるために、ポットに種を植えるところから
スタートしようというあたりで落ち着く。

新しい畑はHさんの自宅の隣なので、
わからないことだらけの彼女が頻繁にお宅に出入り姿が予想される。
お手数おかけしますが、よろしくお願いします。Hさん。
by mesonbox1 | 2006-03-08 16:10