雪が降ると、哲学してしまうんです。

c0047201_23254663.jpgこの冬はよく雪が降る。
早くもクリスマス前に、お店を開けられない日がやってきてしまった。
たいして雪は積もらないエリアなのだが、
このシーズンはどうしても訪れるお客様が減ってしまう。
比良の麓周辺の積雪や凍結への不安がそうさせてしまうのだろう。

この時期、比較的時間に余裕があるので、
いろんなことを考え始める。
「お客様がやってくるってどういうことなのか?」
ぼくなりの答えは
「そのお店がその社会にとって存在する意味がある」ってことってことだ。
十把一絡げにはできないが、「稼ぎがいい」ってことは
存在する意味のある価値をたくさん生み出しているっていう解釈が成り立つ。

実は10年以上前、政治の世界で仕事をしていたことがある。
お世辞にも選挙に強いとはいえない集団だったが、
「私たちは日本の中で、こんな存在意義があるんです」と訴えていた。
でも有権者は別の候補者・集団に投票してしまう。
この現象は1回限りでなく、「歴史」といえるほど長く続いていたのだ。
真面目に仕事はしていたが、
「これって存在する意味がないって、
有権者に判断されているってことなんじゃないの?」って真剣に思っていた。
つまりズレてるってわけだ。
政治の世界は様々な収入源があるので、
ズレていてもなんとか食っていける。
そのころは負け犬的発想が身に付いていたのか、
「稼ぐ」ってことは良くないことだと考えていた。

が、商売では致命傷になる。
ウチのような小さいところでは、「ズレ」ていては生活も成り立たない。
お店を立ち上げる時には、どんな「価値」を生み出すお店にしたらいのか
一生懸命考えた。

雪が降り、客足が遠のくと不安になる。
「価値」を提供できてないんじゃないかと、自問自答が始まる。
「価値」を生み出し続けるには、どうしたらいいのかを考えるている。
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by mesonbox1 | 2005-12-28 23:36