「ベニア」でテーブル?

c0047201_8591063.jpg新客室のデザインや素材の大枠が決まっているが、残っているのが3.5メートルの大きなテーブル。
全体の工費見積りが、予算よりもオーバーしていて、減額プランの検討作業をしながらなので、テーブルにさける予算が限られた中での模索。

その中で出てきたものの一つが、「ベニア」。
そう、ホームセンターでも売っている、あのベニアです。

素材を拝見しに、八尾市にある工房を訪れました。
http://www.veneer.co.jp/index.html


この左の写真、皮だけ剥いだ原木を伐採直後に、0.25ミリにスライス。
天日干ししたものを、黒くペイントした合板に、貼り付けただけのもの。

壁に使う、家具に貼り付ける、テーブルに仕立てる。
その後の加工方法を変えれば、自然がつくりだしたデザインをどんな用途にも使える。

もちろん、「無垢財」という方法もあるが、
薄くスライスされているので、このデザインを活用するコストがまるで違う。

ぼくたち建築の素人には、想像もつかない世界がそこにはあった。


「そのテーブルサイズにふさわしいサイズのものだったら、明日北海道に切り出しに行くので、
それを使ってデザインを考えてみましょう」

通常の林業ルートでは、切り出されない「評価の低い」ものを自ら伐採するのだという。
また一般の製材の過程で捨てられてしまう、枝なども活用するため、製材も自ら行う。

今の林業や「木材」で見向きもされないところも含め、
デザインの力で活用しようという試みのようだ。



とてもおもしろいものに、出会いました。
とはいえ、コストも無視できないので、
他の方法も検討しながらの、有力な一案です。
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by mesonbox1 | 2012-12-19 09:48