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げんたん。

c0047201_861744.jpgゴールデンウイークを迎えてから、
米作りの動きが一気に開始された。
中には田植えを終えたところもある。
本格的に忙しくなる前に、
オーガニックのお米をわけていただくHさんのところで世間話をしていた。
「あれっ?まだ鴨はいないんですか?」
「鴨は田植えの直後に入れると、苗を食べたり踏み倒してしまうので
ある程度稲の生長をまってから入れるんです」
「なるほどー」
なんて調子で、ド素人に丁寧におしえてくれる。

「今年は減反の割り当てが来てるんです」
昨年の耕作面積の実に4割のたんぼで、お米を作れなくなるという。
決して裕福な暮らしをしているわけではなさそうだが、
単純に考えれば4割の収入が減るわけだ。
減反に対して補助金が出るようだが、
金額をお聞きすれば「は?」と聞き間違えたかのような雀の涙ほどの金額だ。
おまけに、大きな収入源となるオーガニックに認定されているたんぼにも
割り当てがきたそうだ。
「オーガニック」には厳格な基準があるので、
減反の割り当て外のたんぼで合鴨をいれれば、「オーガニック」となるわけではない。
最低3年間そのたんぼが一定基準を満たさなければ認定されないのだ。
「組合長に頼み込んで、なんとかあそこは外してもらえたようなんですが」

「年貢」なんて言葉が存在していた時代から、
米づくりは完全に国の管理の元におかれていた。
それが積極的な役割を果たしていた時代もあったようだが、
いまや足かせでしかないようだ。
自分の意志で自分の行動を決められないなんて、
ここだけ別の社会のような話だ。
by mesonbox1 | 2005-05-08 17:56