恐るべし!コミュニケーションツール。

「菓子は、人と人との間をとりもつコミュニケーションツール」
老舗京菓子店の店主が、そうおっしゃっていた。


「?」
その言葉だけでは、正直意味がよくわからなかった。

その店主は「菓子は、お中元・お歳暮・お土産など、
人の気持ちを伝えるために贈られるもの。
贈り先へ気持ちを伝えるためには、
作り手の気持ちが込められていないと伝わらない。
私たちは、そのための努力を惜しまない」と続けた。

だから、菓子は「コミュニケーションツール」そのものなのだと。


菓子=贈り主の気持ち。


驚いた。


でも、確かにそうなのだと思った。


最近、2ヵ所にお土産をもって訪れた。
滋賀では有名な菓子だ。
でもぼくは、そこにどんな思いを込めたのだろう?
あらためて考えたことがない、と気づく。



この菓子論。
きっと、菓子という「コミュニケーションツール」を使いこなす、
贈り主自身の「こころ」も問うているのだ。


千数百年の深み、恐るべし!
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by mesonbox1 | 2011-08-20 12:11