見知らぬ先輩たちの姿。

メソンがレストランをスタートさせる時、
「遠方からでもお越しいただく価値のある、
滋賀を代表するレストランにしたい」と思っていた。

思ってはいたが、どうしたらそこへたどり着けるのか、
皆目わからなかった。


滋賀はもちろん、京阪神にメソンの存在を知らせる術がない。
「基本的に広告は打たない」なんて、かっこつけ続けてもきた。


ぼくたちにできるのは、
すでにそんな存在になっているレストランを見て回って、
メソンなりにアレンジしながら、
お店をつくりあげていくことだけだった。


それから9年。
今日も遠方からお客様がお越しになる。

一時期「到達してしまった」なんて、勘違いして思い上がっていた時期もあったが、
その一方で、「至らなさ」も感じ続けてきた。

ときどきに、資金繰りに四苦八苦しながら、
大小のリニューアルをしてきたが、ずーっと「至らなさ」が残る。


「至らなさ」を埋めていくには、これから何ができるのだろう?

はるか前を走っていく、見知らぬ先輩たちの姿を見に行くことからのリ・スタートなのです。
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by mesonbox1 | 2011-05-15 11:29