お父さんからのUSBメモリ。

まもなく、結婚式を迎える花嫁のお父さんから、
USBメモリが送られてきた。
当日、写しだされる自作のスライドショーのデータをお送りいただいたのだ。

同封されたメッセージには、
「当日は涙のタンクを空っぽにして、式に臨みます」
「毎日涙がとまりません」と。

きっと、泣きながら制作し続けられたのだろう。
想いのこもった、力作に仕上がっている。


メソンでのテスト結果をお知らせしようと、
僕からメールをお送りした。


……………………………………………………………………………………………………………


△△様


USBメモリが届きました。
メソンのパソコンでテストさせていただきましたが、
無事に再生できているようです。

ご安心ください。


お送りいただいたものが、完成形でしたら、
当日までお預かりさせていただきますが、
よろしいでしょうか?

歌詞が同封されていますが、
何かに使用されるのでしょうか?



私たち夫婦には娘が2人います。
結婚するとすれば、まだ10年以上先のことです。
仕事上、たくさんの結婚の場面に立ち会ってきたわけですが、
そんな私にも、他人事とは思えない感情が生まれることも多々あります。

そんなこともあって、想いのこもった見事な出来栄えで、思わず見入ってしまいました。

あのスライドショーには、
◇◇さんが、ご自身の子どもとして生まれてきてくれたことへの感謝、
結婚への祝福、自立への励ましなど、
たくさんの想いが含まれているのだと思います。


もし当日、披露宴のどこかの場面でお話になる機会があるのでしたら、
上記の3点のような冷静さとともに、
「毎日涙がとまらない」複雑さを率直にお話されたら、と思います。

「花嫁の手紙」もそうですが、
親子が面と向かってメッセージを交換する機会は、
一生のうち何度もあるわけではありません。
もしかすると、最初で最後の機会になるかもしれません。

そんなときに「きれいごと」で済ますのは、もったいない気がします。

それが、何よりの娘さんへのメッセージになると思います。
[PR]
by mesonbox1 | 2009-09-07 18:36