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最近読んだ本002。

最近手にするのは新書が多い。
適度な価格と適度な難易度とサイズ。
そして、取り上げるテーマが適度にトピックス的なのがいいのかもしれない。

まずはこれ。

c0047201_13344988.jpg日本共産党の前委員長・不破哲三氏の本。
ある人のご自宅にうかがったらこの本が置いてあった。ペラペラページをめくってみる。「この本、借りてもいいですか?」。
帯にはこう書いてある。「知の巨人は何を予見したのか。21世紀の混迷を、いま、マルクスに聞く。」
内容は3部構成。「唯物論の思想家・マルクス」「資本主義の病理学者・マルクス」「未来社会の開拓者・マルクス」。
実はまだ、1/3ほどしか読んでいないのだが、タイトル、帯、構成の、時代とのかみ合わせに驚いたのだ。
優れているのは不破氏なのか、編集者なのかわからないが、
小林多喜二の「蟹工船」が売れる時代、
こんな切り口の時代論はもっと読まれてもいいと思う。


c0047201_1352244.jpg「ゼクシィ」というリクルート発行の結婚情報誌がある。その営業マンたちがときどきメソンにやってくる。
年齢は押しなべて20代。
自分が同世代だったころを思い出してみると、こんなに「私、仕事できます」的なオーラは出せなかった。
担当営業はよく入れ替わるが、その平均水準の高さに感心する。
この本はリクルート創業者の本。
逮捕されて以降、会社は退いているが、
今も引き継がれている「起業家精神」の遺伝子が生き続ける
企業風土を語る。



c0047201_146414.jpg京都市立堀川高校の校長のお話。タイトルに「奇跡」が使われているが、直接的には一流大学の合格者が短期間に数十倍に増えたことをさす。
「生きることと教育」を結びつける、という今の学校が抱える最大のテーマを、真摯に追求し続けた学校。
それによって生徒は学習意欲が引き出され、学力がつき、難関大学へ入学していく。
大学に進学することと、生きるということも結びついていくのだ。
実はそここそ、「奇跡」といわれる所以なのだ。

日本の再生って、本当に学校教育を再生することだと思う。
by mesonbox1 | 2009-08-09 11:14