僕たちの結婚式、どうでしたか?

c0047201_12181980.jpg「僕たちの結婚式、どうでしたか?」
結婚式の翌朝(宿泊されるケースが多いため、このタイミングになることが多いのです)、
こんなふうに感想を聞かれることがある。

通常、私たちのようなサービス業の場合、感想を聞く側は、サービスを提供する側だ。
「お味はいかがでしたか?」
「ご満足いただけましたか?」
お客様の側から、「私たちってイケてました?」なんて聞かれることは、皆無のはずだ。

c0047201_1218371.jpg住宅を例に考えれば、わかりやすいだろうか。
建売住宅やマンションを購入して、売り手に「僕たちの家、かっこいいですか?」なんていう問いはありえない。
施主がプランを作った家について、大工さんに「この家どうですか?」っていう問いはありえる。


世に「オリジナルウェディング」なんていう陳腐な言葉が存在するが、「僕たちの結婚式、どうでしたか?」という問いを発っしたくなるウェディングってどれほど存在するのだろうか?


一生に一度、お二人が自立するにあたって、
これまでお世話になった人々をご招待するパーティー。
これまでの感謝の意を伝え、楽しんでいただこうと、
お二人が一から考える。

だからこそ、この問いを発したくなるのだ。


先日開かれたウェディングの翌日、
感想を求められた僕は、「メソン史上、最高に大変な一日でした」。
それに対して新郎は、「そういっていただけて、光栄です」と。

もちろん、この日に向けてのお二人の毎日の様子を知る由もないが、
とてつもないエネルギーをかけて準備されてきたのは、
当日を迎えてみると良くわかる。


上の写真は、当日メソンのスタッフにお二人から配られた、
スタッフパスだ。
この時点で〔メソンのスタッフ〕から〔お二人のウェディングを成功させるスタッフ〕と化す。
これでいいのだ。


このお二人は、メソンから少し北、
高島市で有機農業に先駆的にチャレンジする父親を継ぐ。
「食べていける農業」だけでなく、
「食べても安心な食糧」という当たり前の食糧自給ができる日本農業への転換へ、
大きな歩みをしていくのだと思う。

これからのお二人の活動に期待しています。
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by mesonbox1 | 2009-01-21 13:59